パーヴエ 軽め
のうさぎマリオくん、イタリアのシクロクロスU23ナショナルチャンピオンであるマリオ・ミズネッティーニさん(ややこしいですが)のトスカーナでのトレーニングに同行しました。同行といっても、ジャージのバックポケットにもぐりこみ、駄弁を弄するだけですがね。

「だって、ミズネッティーニさんとぼくじゃホイールの径が違いすぎて一緒に走るのはむずかしいもん。それにここ、あったかくて最高だよ」

「マリオくん、となりのポケットに入ってるバナーナは食べないでね。もうすぐバールがあるからね」

「なにが食べれるのかなぁ!楽しみだなぁ!それにしてもパーヴェを走ってるのに振動が少なくてゴキゲンだね!」

「シクロクロスバイクのタイヤはエアヴォリュームがあるからね。それにUCIレースだと33Cまでしか履けないけど、今日のホイールには35Cを履かせてあるからね」

「なるへそ!ということは、荒れた一般道でもタイヤのほっそいロードバイクより快適・安全に走れるってことだよね!」

「そういうこと!」

 「それにしてもこのトスカーナの風景、なんか荒川に似てる気がするけど…?あ、あれお地蔵様じゃね?しかし、ふああ、こうあったかくって心地よい振動が伝わってくるんじゃ、ぼく、ねむくなっちゃうよ…」

「ん?マリオくん、寝ちゃったの?じゃぁもうすこしゆっくり走りますかね」

そう言うとミズネッティーニさん、 ダンシングからシッティングに切り替え、リヤを2段落として、パーヴェのなるべく凸凹の少ないところを選んで、肘を深く曲げて路面のショックを吸収しつつ、ゆっくりと丘を上って行きました。

つづく…かもw 

(注:この小話はフィクションですので、固有名詞等に突っ込まないよう、お願いいたしますw)