2017年07月

あつすぐる

いやあ、暑いですな。でもまだ7月中旬ですよ。夜も暑いですが(自室の室温29℃って…)、亡国企業東京電力にもうけさせないためにクーラーはつけませんっ!(キッパリ)扇風機と給水だけでしのぎます!

しかし、こんなときはお休みといえどサイクリングに行く気力も萎えがちですね。走りだせば風が気持ちいいのはわかっていますがね~。今日日曜日もグダグダと過ごしてしまいましたが、夕方になって「これじゃあいかんw」とロードバイクで夕涼みがてら食糧の買い出しにいくことにして、大容量のメッセンジャーバッグを背負い、ロードバイクですぐそこの荒川に。

ん?!この感じ!走りだしてすぐわかる、この爽快感!荒川を渡る川風が気分をリフレッシュさせてくれます。これこれ、これでんがな!やっぱり、通勤用のぶっといタイヤのバイクとはひと味違います!以前、女性ロード選手の森田正美さんが、某FR誌のインタビューで「森田さんがロードバイクに乗り続ける最大の理由はなんですか?」との問いに「やっぱり、風ですかね。気分がすぐれないときでも、ロードバイクに乗って走りだせば気持ちよくて、いやなことも忘れてしまいます」と答えていて、「ああ、こういう人はちょっとしたことで自転車をやめたりはしないだろうな」ととても共感を持ったのを思い出しました。


スーパーで好きなものをしこたま買い込んでメッセンジャーバッグにぎゅうぎゅう詰め込んで、外に出たら夕立。おばちゃんとかはスーパーの屋根のある駐輪場で雨宿りしてましたが、せっかくの天然のシャワーをなんで避けるかなあ。もちろん私はそのまま走りだしましたよ。気持ちいい~!

ロードバイクの爽快感を思い出させてくれた猛暑よ、ありがとう!

1999 TDF

変換 ~ tour 1
1999年7月、生まれて初めて飛行機に乗り、シャルルドゴール空港からトゥールーズへ。そこからは暮れなずむフランスの風景の中をバスに乗り奇跡の水がわくというルルドへ。おとぎの国のホテルみたいなところに入り、明朝の出発に備えてそそくさとベッドに。
翌日、早朝に起こされお弁当を持ってまたバスに乗り、ピレネーのふもとに着いてしばらく山道を歩いたらこんなところに。
これはまごうかたなき、ヴィデオでさんざん見たツールの勝負所・ツールマレー峠。ついに来てしまった…! ややあって、下のほうから赤いレースディレクターの車に先導され、逃げグループが上ってきた!ちょっと待ってください。まだ心の準備が…!

tour4
嵐のようなギャラリーの声援(怒号?)の中、まるで重力がないかのように選手たちが駆け上がっていった後、我に返った私はようやく周りを見回す余裕が生まれた。すると、あの有名な山岳ポイントのそばにレストラン「ツールマレー」があるではないか!そうそう、ここの前で選手たちに下りで体が冷えないように新聞紙を配るおじさんがいるんだよな!
とまれせっかく来たのだからレストランに入ろうではないか。とさっそく入り、名物メニュー「マーモット(リスのでっかい奴みたいなの)定食」に舌鼓を打つのであった…というのは真っ赤なうそです。御免なさい(おいおい)

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ツールマレー峠の下り。思っていたより斜面は傾斜がなだらかだった。クルマだったらコースアウトしたらゴロンゴロンと転げ落ちちゃうかもしれませんが、自転車だったら「てへっ、ころんじゃった」くらいで済むかもしれない(おいおい)。なんにせよ自転車乗りだったら、一生に一度はこんなダイナミックなコースを走ってみたいものだ。

変換 ~ tour6
さて山岳ステージも終わり、今日はボルドーがゴールの平坦ステージ。ボルドーは言わずもがなワインで有名ですね。街並みも古くておしゃれで、とっても魅力的。

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ボルドーで集団の到着を待つ皆さん。老若男女、それにわんこもいてツールが世代を超えた国民的行事だということが如実にわかりますね。

変換 ~ tour8
さて今日はシャンゼリゼゴール前日の個人T.T.。スクリーンにはフランス期待のR・ヴィランクがいままさにスタート、というところが映し出されています。この日は当然のようにL・アームストロングがステージ優勝し、総合優勝をほぼ決めました。このころはまさかあんなことになるとは誰も(一部の人を除き)思っていなかったでしょうね。

bmp猛暑の個人T.T.観戦を終え、ポワチエの駅前のカフェで「あすはシャンゼリゼだ皆さんお疲れ様宴会」を開き、飲めや食えやで盛り上がり。TGVに乗り込みあっというまにパリ着。そして翌朝、メトロに乗りついにシャンゼリゼに!

変換 ~ tour10
シャンゼリゼには猛暑の中、100万人(!)ともいわれる観客が集まり、ジミ・ヘンドリックスの「ヴードウ・チャイル」が大音響で流れ、パブリックヴューイングには刻々とパリ市街に近づきつつある集団の映像が映し出され、興奮を煽り立てます。そ

変換 ~ tour11
そして、大集団がパリ市街に突入しました!遠方から近づいてくる地鳴りのような歓声、ああ~っ!大集団が目の前に現れました!3週間を戦い抜いてきた選手の鮮やかなジャージが、鍛え抜かれた体が、美しいマシーンが、まばゆいばかりに輝いています!なんということでしょう!グダグダになるほど暑いのに、わたくし、全身に鳥肌がたって血液が逆流するような、自分でもコントロールできないような興奮状態に!もうどうにでもして!(おいおい)

ところで↑の写真の手前に写っている熟年カップル、なかなか興味深いですね。二人とも、この日に合わせたようなフレンチ・トリコロールとグリーン(ポイント賞ジャージの色)のウエアに、自転車もシックなもので決めております。とくに右の女性のロードバイク、オーソドックスなスチールバイクのようですが、コンポーネントはシマノ全盛のご時世にあえてカンパニョーロ、そして前後にサイドバッグのステーが付いています。このロードバイクに荷物を満載して国境をこえてツール観戦にきたのでしょうか。う~ん。

昔「カーグラフィック(自動車誌の)」にフランス人の女性二人が軽快車にサイドバッグを装着して、ロングスカート姿でツーリングを楽しんでいる写真の折り込みグラビアが入っていて「フランスの女子はこんなに気軽な格好で自転車旅をしちゃうんだ!」と軽いショックを受けたものですが、3週間もかけてフランスを一周しちゃうツールというレースにしろ、なにかフランス人にとって自転車は自由と独立のシンボルなのかな、なんてことを思ったりしたフランス一週間の旅でした。

今日のツウル ド フランセ


この時期、たいして走れもしないへっぽこ自転車おやぢも、ツウル ド フランセのことが気になってしまいます。なんといっても「世界最大の自転車レース」ですからね。え?世界最大の自転車レースはジロだろうって?まあここは世間一般に周知されている事象として、ということでご勘弁を!
さて私もツウルを生で見たことがあるんですよ。うそじゃありませんよ。はい、これ↓証拠写真
変換 ~ 1999 tour 個人tt
1999年ツール・ド・フランス(あの嘘つき兄ちゃんが連覇し始めた最初の年) シャンゼリゼゴール前日の個人T.T.の一コマです。個人T.T.のコースとなったフューチョロ・スコープ周辺の住宅地で、もちろん自分で撮ったんですよ。走っているのはフランセーズ・デジュの…誰だかわかりましぇん!

まあ昔話はほどほどに、先日の「サガン失格問題」なんですが、ちょっと処分が一方的過ぎやしませんかね。たしかに、ゴール前方からの映像ではサガンが右を締めたように見えますが、あれだけではサガンに一方的に非があるあるとは思えませんね。あんな狭いところを強引に突っ込んでカベが勝手にクラッシュしただけな気がします。以前からカベは強引なスプリントで悪評を買っていましたし、日本の土井選手もカベに手を引っ張られ、宮沢選手は体当たりされて落車したと体験を語っていました。レース後、カベは「なぜひじを出す必要があったのか」などと同情を買うような発言をしていたのに対しサガンはカベに対して謝罪のコメントを出しています。年下のサガンのほうが大人な態度ですね。

結局、現在のところカベは「いつまでたっても大人になれない、黄色人種を下に見るチンピラローディ」としか思えません(おっさん今日は手厳しいね)。カベよ、いいかげん成長しろ!

(あ、某写真家のかた、「ツールを一回見たくらいで大きな口を叩くな」とか言わないでね。単なる自転車バカの戯言なんすから(泣)

[追伸]もしかして、UCIの現会長は英国人なので、同国人のカブの肩を持った?こういうのはスポーツ界にはけっこうあるらしいですからね。
あ、それから、こう言ってはなんですが、私はどうしてもあの嘘つき兄ちゃんを全面的に責める気にはなれません。そりゃツールの歴史に泥を塗ったのはいけませんが、スポーツの世界にはこうしたどろどろした裏面がつきものですし、人はだれしも過ちを冒すもの。片親の家庭で育ち、女一人で自分を育ててくれた母親の恩に報いたいと思った彼は人一倍闘争心が強すぎただけ。そう思えてなりません。





つゆのまにまに

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ギャラリー
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